保育わーく|年度途中で辞めていいの?退職を伝える際のマナー

退職を決意したはいいけど・・・

■保育士の仕事は年度途中で辞めていいの?

結論から言いますと退職は可能です。

保育士さんからは「すぐにでも辞めたいけど、来年4月までは辞められない」という声をよく聞きます。
退職2週間前までに意思を伝えれば年度途中に退職しても法的に責任を問われることはありません。

もう一度言います。
退職しても大丈夫です!!
大事なのはあなたの生活、あなたの家族、あなたの人生です。
続けることが自分の人生の充実になるのか、辞めた方が充実できるのか、しっかり考えて判断しましょう。

とはいえ、法的に問題ないからと言っても子供たちへの影響を考えれば、年度途中で退職することは好ましくありません。
勢いで伝える前に退職を考えた理由を整理してみましょう!!

■自分と向き合う事が大切

もう一度辞めたい理由を整理し、自分に向き合ってみてください。
退職したい理由が「自分の努力ではどうにもならない」事かどうか整理してみましょう。
・職場でいじめを受けている
・残業や持ち帰り仕事など法的に問題のある労働環境
・体調を崩し限界にきている
・極端なクレーマーがいて対処できない

このように、自分ではどうにもならず、改善の余地がない場合は心身の健康を優先する
選択を検討してみていいかもしれません。

■引継ぎ準備は事前にしておく

法的には2週間前に退職の意思を伝えればいいのですが、考えてみてください。
あなたの同僚が2週間後に退職となったら驚きますよね?引継ぎの時間も必要です。

そこで保育園では、最低1ヶ月前には退職の意思を伝えるようにしましょう!
新しい職員さんを採用する時間も考えて2,3ヶ月前前に退職を伝えるのがベストです。
あまり早く伝えすぎても残りの勤務が居心地悪くなる可能性もありますので、園の雰囲気を見て調整しましょう。

引継ぐ内容が少なければいいのですが、多ければ事前の準備は必要です。
退職した後にトラブルになる可能性のある「伝え漏れ」をなくすためにも自分の仕事の記録
として引継ぎノートを作成しておきましょう。

■退職を伝える際のマナー

一般的に意思表示は段階を踏んで伝えるのがビジネスマナーです。
具体的に言うと主任⇒園長先生の順番です。

主任を飛び越えていきなり園長先生に報告すると主任は「なぜ先にこっちに言わないのか」園長先生は
主任に対して「主任という立場なのに聞いていないってどういう事?」とそれぞれ考えてしまう可能性があります。段階を踏んで意思を伝えましょう

■退職する際、保育園から受け取るもの

●離職票
失業保険の給付に必要な書類です。退職後10日前後で交付されます。転職先が決まっている方は不要です。

●年金手帳
社会保険の加入手続きの際に必要なものです。もし園に預けている場合は必ず返してもらいましょう

●雇用保険被保険者証
雇用保険の加入手続きの際に必要なものです。白の横長の形状のものです。必ず受け取りましょう。

●源泉徴収票
今年度の収入額が記載されたもので、年末調整などの手続きに必要になります。

■退職する際、保育園に返すもの

●健康保険証
健康保険は退職と同時に外れることになりますので、返却します。

●入園証や名札、合鍵等
社員であると証明するものは全て返却しましょう。

●通勤定期券
定期券を現物支給の場合は返却する必要があります。

●制服
エプロンや小物類など園から支給されていた場合はクリーニングし返却しましょう。

■退職のメリット、デメリット

退職をして多くの方は転職を選ぶと思います。
転職自体にどんなメリットがあって、どんなデメリットがあるのか?ご紹介します。

●メリット●
・給料UPや勤務時間、残業時間の改善
 現在の勤務条件を改善できる園に転職すればかなり働きやすくなります。

・スキルアップ
 他の園を知る事で、今までの自分にはできなかったことができるようになったり広い視野を
 もって働く事が可能になります。

・人間関係の解消
 気持ち新たに転職することで、今までの人間関係から解放されます。

・補助業務から徐々に慣れていける
 年度途中入社であれば、いきなり担任を持つことはほとんどありません。徐々にその園に慣れていけます。

●デメリット
・一から人間関係を構築しなければならない
・年下の先輩ができる
 新たな環境で働くと同僚の方も変わります。職員同士一から関係を構築する必要があります。

・退職金が貰えない、額が少なくなる
 退職金は勤続年数に応じて支払われるところが大半です。勤続年数が短く退職すると貰えなかったり貰える額が少なくなったりします。

■まとめ

年度途中で退職するということは、どれだけ周りに気をつかっても多少の迷惑は掛かってしまいます。それは年度末で退職しても同様です。だれかが退職すればだれかの負担は増えますので退職を歓迎してくれる人は職場にいない事も考えられます。

子どもたちの為にも年度途中での退職は好ましくはありません。
ですが、子どもたちや園のことを考えて続けた結果、自分の体や心が悪くなってしまう事の方が非常に重要な問題です。
年度途中で辞めるのは法的に何ら問題はありません。が、社会人として最低限のマナーを守って退職を伝えましょう。

退職を考える時、退職を決めた時は外部の方に相談してみるのも大切ですよ♪